LINEで相談する

グリーンサイトの登録方法|協力会社の申し込みから使い始めるまでの流れ、必要なもの、費用、個人事業主の本人確認

上位会社から「グリーンサイトに登録しておいてください」と言われたものの、何から始めればよいかわからない協力会社の方に向けた記事です。申し込みから使い始めるまでの流れ、前もって用意するもの、かかる費用、登録したあとにそろえる会社情報・作業員情報を順に書きます。手続きと料金は、2026年10月29日時点で運営会社の公式サイトに載っている内容です。

グリーンサイトの登録は申し込みから約2週間

協力会社がグリーンサイトに登録して使い始めるまでの流れは、公式サイトで次の4段階と案内されています。

グリーンサイトの登録の流れ
グリーンサイトの登録の流れ ① ID利用の申し込み フォーム送信 → 受付完了メール ② 本人確認 請求書にある申込確認コードを使う ③ 支払い 請求書の口座へ振込 ④ 利用開始 入金確認の翌日以降。企業担当者に利用開始のメール 全部でおよそ2週間
段階やること届くもの
① 申し込み申し込みフォームに会社とIDの情報を入れて送る申請者に受付完了のメール
② 本人確認請求書に書かれた「申込確認コード」で本人確認をするエムシーディースリーからの請求書
③ 支払い請求書の口座に振り込む—
④ 利用開始入金が確かめられたら、最短で翌日から使える企業担当者に利用開始のメール

申し込みから使えるようになるまでは、およそ2週間かかります。入金が済むまでは使えないので、現場に入る日が決まっている場合は、日程から逆算して早めに申し込んでください。

登録の前にそろえるもの

申し込みフォームでは、会社の形によって用意するものが違います。

会社の形用意するもの
法人法人番号(国税庁の法人番号公表サイトで調べられる)
個人事業主で、インボイスの登録があり住所も公表しているインボイスの登録番号
個人事業主で、インボイスの登録はあるが住所は公表していないインボイスの登録番号、マイナアプリを入れたスマートフォン、マイナンバーカード、暗証番号
個人事業主で、インボイスの登録がないマイナアプリを入れたスマートフォン、マイナンバーカード、暗証番号

屋号で登録したい場合は、国税庁の公表サイトで屋号が公表されている必要があります。マイナアプリは本人確認に使うので、申し込みを始める前にスマートフォンに入れておいてください。申し込みはパソコンから行うことが勧められています。

インボイスの登録をしていない一人親方の方も、マイナンバーカードがあれば申し込めます。インボイスの登録そのものについては → インボイスの経過措置 で書いています。

誰が申し込むか・IDはいくつ要るか

申し込むのは、契約やユーザーの管理をする立場の人です。この人が「企業担当者」になり、1社に1名だけ登録できます。社長が自分で申し込むか、事務を任せている人が申し込むかを、先に決めておくとあとで迷いません。

IDは、グリーンサイトを操作する人1人に1つ必要です。元請・協力会社のどちらの立場でも同じIDを使えるので、すでに元請として契約している会社が、協力会社として別に申し込む必要はありません。二重に登録しないよう、社内でIDを持っている人がいないかを先に確かめてください。

グリーンサイトの登録にかかる費用

項目料金(税抜)
初期設定料金1社10,000円(初年度のみ)
1ID年4,800円
10ID年12,000円
20ID年24,000円
30ID以上10IDごとに年12,000円
途中でIDを追加10IDごとに月1,000円(残りの期間分を前払い)
1IDと10ID以上の間で変える変更手数料10,000円

1年(12か月)が一番短い契約期間で、たとえば6月に使い始めたら翌年5月までです。支払いは、使い始める前に指定の口座へ振り込みます。クレジットカードは使えません。

操作するのが社長1人なら1IDで足ります。ID数の区切りは1・10・20…なので、社長と事務の人の2人で使うなら10IDのプランになります。

使う人数プラン初年度(初期設定料金+年額)2年目から
1人1ID14,800円4,800円
2〜10人10ID22,000円12,000円
11〜20人20ID34,000円24,000円

(いずれも税抜。2026年10月時点)

契約の途中で人が増えたときは、年度の途中でもIDを追加できますが、公式サイトでは別に相談するよう案内されています。また、契約したID数を超えて利用者を登録することはできないので、人が増えそうな時期は早めに見直してください。

なお、パソコンがないなどで自社での加入が難しい場合は、上位会社が代わりに登録する「代行登録」があります。一人親方の代行登録は無料です。自社で申し込む前に、上位会社に代行登録で済むかを聞いてみてください。

登録したあとにそろえる情報

使い始めたら、会社情報と作業員情報を登録します。一度登録すれば、どの現場の書類にも使い回せます。

登録する情報中身の例先に集めておくもの
会社情報建設業許可、保険の加入状況など建設業許可の通知書、保険の加入がわかる書類
作業員情報資格、健康診断、保険など資格証、健康診断の結果、保険の加入がわかるもの
クレーン・車両など現場に持ち込むものそれぞれの情報がわかる書類

健康診断や資格、建設業許可の期限が近づくと、グリーンサイト上で知らせが出ます。作業員情報は、建設キャリアアップシステムの技能者の登録に使う支援の機能もありますが、こちらは別に申し込みと費用が必要です。

協力会社の方からは、「申し込みより、作業員の書類を集めるほうが時間がかかった」というお話をよく伺います。申し込みと並行して、職人さんから資格証や健康診断の結果を集めておくと、利用開始の日からすぐに書類を作れます。

登録でつまずきやすいところ

つまずくところ先にしておくこと
本人確認でマイナアプリが使えないスマートフォンにマイナアプリを入れ、マイナンバーカードの暗証番号を確かめておく
屋号で登録できない国税庁の公表サイトで屋号が公表されているかを見ておく
入場日に間に合わない入金の確認まで使えない。請求書が届いたらすぐ振り込む
社内でIDが重なる元請として契約していないか、前の担当者が申し込んでいないかを確かめる

登録が終わっても、すぐに現場の書類を出せるわけではありません。元請が作った現場の体制に、元請・上位会社が自社を組み込んではじめて、その現場の書類を作れるようになります。利用開始のメールが届いたら、上位会社に登録が済んだことを伝えておくと話が早く進みます。

建設業の請求事務を任せたいとき

RY consulting は、一人親方・小さな専門工事会社の毎月の請求書づくりを代わりに引き受けています。出面をLINEで撮って送っていただくだけで、手書きの出面表でも大丈夫です。元請・上位会社の指定の書式があればその書式で、なければいつもの書式で、現場ごとに請求書をお作りします。常用も出来高も扱います。料金は職人さんの人数に応じたシンプルプランで、LPの料金の欄を見れば全部わかります。契約期間の縛りはありません。

出典

LINEで相談する