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デジタルビルダー(Digital Billder)で請求書を出すには|元請に指定された協力会社・一人親方の使い方

元請・上位会社から「来月から請求書はデジタルビルダーで出してください」と案内が来て、どうすればよいのか調べている協力会社や一人親方の方に向けたページです。デジタルビルダー(Digital Billder)とは何か、請求書の準備、出すときの流れ、ログインがいる場面、送ったあとに間違いに気づいたときの対応を書きます。内容は2026年10月29日時点のものです。

デジタルビルダーとは

デジタルビルダー(Digital Billder)は、燈(あかり)株式会社が運営する、建設業向けの業務のクラウドサービスです。見積書・発注・請求書・経費精算・原価管理の5つの機能があり、元請がそのうち必要なものを組み合わせて使います。

協力会社が関わるのは、主に「請求書」と「発注」の機能です。元請の側では、協力会社から届いた請求書を電子のまま受け取り、査定・相殺・保留金など建設業ならではの処理をして、保管まで行います。インボイス制度と電子帳簿保存法にも対応しています。

機能協力会社・一人親方がすること
請求書元請から案内された入口から、請求書のPDFを提出する
発注元請から届く注文書を受け取り、注文請書のやりとりを電子で済ませる

公式サイトでは、協力会社の導入費用は無料とされています(2026年10月時点)。

請求書の準備

デジタルビルダーで出すのは、自分で作った請求書のPDFです。デジタルビルダーの画面で請求書を一から作るのではなく、いつもの請求書をPDFにして上げる形になります。

請求書の作り方PDFにする方法
Excelで作る「名前を付けて保存」でPDFを選ぶ
会計ソフト・請求書ソフトで作るソフトのPDF出力を使う
手書きで作るスキャナーやスマホのスキャンアプリでPDFにする

元請に指定の書式がある場合は、その書式で作ってからPDFにします。Excelのままでは上げられないので、必ずPDFにしてください。明細や出面表を付ける場合は、請求書と同じPDFにまとめておくと、元請の側でも見やすくなります。請求書に書く項目は → 建設業の請求書の書き方 にまとめています。

インボイスに登録している方は、PDFの請求書そのものに、登録番号、税率ごとの合計額と消費税額が書かれている必要があります。登録番号は、デジタルビルダーの入力欄だけでなく、請求書のPDFにも必ず書いておきます。登録していない方は登録番号の欄は空けて出します。この場合、元請の側では消費税の一部しか差し引けないので、単価の相談が来ることもあります。くわしくは → インボイスの経過措置 をご覧ください。

デジタルビルダーで請求書を出す流れ

公式サイトでは、出し方として「請求書発行リンクから出す」「協力会社としてログインした画面から出す」の2つが案内されています。また、請求書には次の2種類があります。

種類中身
契約内請求書デジタルビルダーの発注で結んだ契約にもとづいて出す請求書
契約外請求書それ以外の請求書(デジタルビルダーの発注を通していない工事の分)

元請から渡される手順書では、おおむね次の流れになっています。画面の項目は元請ごとの設定で少しずつ違うので、案内された手順書もあわせて見てください。

順番すること
1元請から案内された請求書の提出用のURLを開く(元請ごとに違う)
2請求する工事を、工事名や工事コードで探して選ぶ
3請求書のPDFを上げる
4請求日・電話番号・通知を受け取るメールアドレスなどを入れる
5インボイスに登録している場合は、登録番号を入れる欄があれば入れる
6内容を確かめ、利用規約に同意して送信する
7自分と元請の両方に、送信のお知らせメールが届く

請求する工事が一覧に出てこない場合は、提出できる期間を過ぎていることがあります。元請の担当や経理の方に確かめてください。

デジタルビルダーで請求書を出す流れ
デジタルビルダーで請求書を出す流れ 協力会社・一人親方 いつもの請求書をPDFにする 元請ごとの提出用URLを開く 工事を選ぶ PDFを上げて請求日などを入れる 送信 元請・上位会社 査定・承認・保管 お知らせ メール

デジタルビルダーのログイン

元請の手順書では、請求書を出すだけならアカウントの登録はいらず、登録するのは、出した請求書の履歴を見たいときとされています。登録してログインすると、提出日・提出先・金額で探せて、元請の側で今どうなっているか(未対応・承認作業中・保管済み・破棄済み)を確かめられます。毎月いくつもの元請に出している方は、登録しておくと入金の確認がしやすくなります。

提出用のURLは元請ごとに違います。いくつかの元請に出している方は、元請ごとにブックマークしておくと迷いません。

デジタルビルダーで注文書を受け取るとき

元請が発注の機能も使っている場合は、注文書の受け取りから注文請書のやりとりまでを電子で済ませます。公式サイトでは、紙の注文請書で必要だった収入印紙代が、協力会社の側でもいらなくなると案内されています。発注で結んだ工事の請求は、上の「契約内請求書」として出します。

送ったあとに間違いに気づいたとき

送信した請求書は、出した側では取り消せません。金額や工事の選び間違いに気づいたら、元請に連絡して、送った請求書を破棄してもらってから、正しいものを出し直します。送る前の確認画面で「戻る」を押せば直せるので、送信の前に次の点を見ておくと安心です。

確かめること見るところ
工事選んだ工事が請求書の現場と合っているか
締め日元請の締め日までの分か
金額常用は人工と単価、出来高は今回までの割合と差し引く既払い額
PDF全ページ入っているか、文字が読めるか
登録番号インボイスに登録している場合、請求書と入力欄の両方に正しく書いたか

入力の項目や提出用のURLが分からないときは、元請に聞くのが早道です。デジタルビルダーの事務局は、電話050-5369-9290(10:00〜12:00、13:00〜19:00、土日祝・年末年始を除く)、メール digitalbillder@akariinc.co.jp です(2026年10月時点)。

いくつもの元請に出すときの整理

元請ごとに提出用のURL・締め日・書式・提出できる期間が違うので、一覧にしておくと毎月の請求で迷いません。

元請提出用URL締め日書式提出できる期間
A建設ブックマーク名「A建設 請求」月末A建設の指定書式翌月1日〜5日
B工務店ブックマーク名「B工務店 請求」20日自社の書式21日〜25日

デジタルビルダーのほかに、アンドパッドやメール、郵送で出す元請がまざっている方も多いと思います。出し方ごとに締め日を並べておくと、出し忘れが減ります。

建設業の請求事務を任せたいとき

RY consulting は、一人親方・小さな専門工事会社の毎月の請求書づくりを代わりに引き受けています。出面をLINEで撮って送っていただくだけで、手書きの出面表でも大丈夫です。元請・上位会社の指定の書式があればその書式で、なければいつもの書式で、現場ごとに請求書をお作りします。常用も出来高も扱います。料金は職人さんの人数に応じたシンプルプランで、LPの料金の欄を見れば全部わかります。契約期間の縛りはありません。

出典

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